デュアルコートシンクのタブーを犯してしまった私
前回のあらすじ
我が家のキッチンのシンクにクリームクレンザーを使用していると告げた嫁に、夫は冷たい視線を投げてよこした。
「だからか。最近水が弾かないと思った。これで確信したよ」
「な、なによ。きちんと掃除していた私を責めるって言うの!?最低な夫ねっ!」
まだキッチンの内覧会はしていませんが、先にメーカーだけ公開しますと、我が家はLIXIL(リクシル)のデュアルコート付きシンクを利用しています。
簡単に説明すると、ステンレスに汚れがつきにくい加工の付いたシンクということになります。
夫の好みで、私は色だけを選んだという、普通に考えると主婦が選ぶもんじゃないのかと疑問が出てきますが、それはさておき。
こんなのです。
洗剤をおしゃれボトルに詰め替えなくてごめんなさい。スポンジ5個で100円の安物でごめんなさい。
で? 私は何をやってしまったんですかねぇ!?←逆切れ
だからね、デュアルコートシンクっていうのは、シンクの表面に特殊な加工がしてあるから、研磨剤の入っているクレンザーは使っちゃだめなんだよ。加工がすぐ剥がれるから
そんなの知らないしぃ
いやいや、絶対説明してるはずだから。ていうか、シンクにも説明のシールが貼ってあるはずだから
そう言われて改めてシンクを見てみたところ。
一部抜粋ですが、曰く
注意事項この性能を長く保つために下記の注意事項を必ずお守りください
■ ヌメリ取り剤の使用禁止
■ 金属たわし・クレンザー・メラニンスポンジ等の使用禁止
■ 酸性・アルカリ性薬品・溶剤の使用禁止
クレンザー使用禁止
たしかに、書いてありました。
リクシルさんのおっしゃる「水や汚れをはじく特殊な樹脂成分」を私はゴシゴシと削っていたようです。
やってしまいました。
夫はシンクを見て水の弾き方が甘いな。おかしいな。もしかすると嫁は。と思っていたようです。
大正解だよコンチクショウ!
せっかくの特殊加工のシンクが、ただのステンレスになってしまったとのこと。
実際はそこまで深刻ではなく、50%くらいは保ってるんじゃないの?と言われましたがショックです。
ちなみに綺麗好きな義母は、リフォームしたばかりの同じくデュアルコート有りのシンクをクレンザーで一年間磨き続け、帰省した夫(息子)に指摘されショックを受けたそうです。
こちらは完全に塗装が剥げている模様。
似たもの義親子ですね☆って笑えないわ!
どうしよう
もういいじゃん。再塗布もメーカーに頼めばできるけど3万円くらいかかるからね
正直、一万円くらいなら考えますけど、私には高い値段でした。
改めてシンクを観察すると
1→2→3の順で撥水している気がするので、同じ掃除をしていても、よく使う部分は劣化しやすいのだろうという結論に達しました。
1はガンガン撥水している、つまり樹脂成分は全部は剥がれていない、すなわち私のデュアルコートはまだ生きている!と自分を慰める段階に来ました。
このデュアルコートシンクに限らず、特殊な加工をしてあるシンクはクレンザー禁止のことが多いようです。
良い状態で少しでも長く使えるよう、今一度注意書きがあれば見直してくださいね。
せっかくの高い設備ですので、私のようにはならないでください。
今回、ちょっとショックすぎてテンションがおかしくなり、失礼しました。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。