お風呂のお湯の温度変化の謎について
3月下旬ともなり、春の気配がどこでも見られるようになりました。
最近は天気の良い日に外で遊んでいる親子を多くみかけます。
服装に関しては、冬のダウンジャケットから春コートの装いへと変化。
つまるところ、暖かくなってきたのですが。
少し前までは、我が家のお風呂の設定温度の42℃が寒く感じたのに、ここ数日は同じ温度でもすぐのぼせそうになるくらいです。
というわけで、我が家のお風呂の設定温度を42℃から41℃へ変更。
これで適温になるはず、と考えました。
それなのに、今日のお風呂はとても温度が低いように感じました。温かいを通り越して、ぬるい。
というか寒い。
お風呂に入って速攻で追い炊きをしたいくらいに(我が家は足し湯ですが)。
同じ41℃であるはずなのに、この体感の違いはなんだろうと疑問に思いました。
ちなみに、我が家がお風呂に入る条件は変わっていません。
・いつもエアコンを付けていて室温は一定に保たれている
・お風呂が沸いて10分以内に入浴を開始する
これはどうしてなのかしら?
水の温度が違うからだよ。まぁ、たぶんだけど
エコキュートはこのようなタンクに熱いお湯を貯めておく装置で、必要に応じてそこからお湯を使います。
タンク内の温度は、メーカーによると約90℃から約65℃まで自動的に変更するとのこと。
そのまま使うと、熱くて皮膚に触れると火傷する恐れがあるので、水と混ぜて適温を蛇口へ届ける、という仕組みになっています(たぶん)。
お風呂でもそれは同じで、熱いお湯と水を混ぜて適温にします。
しかしエコキュートは、温度計ではなく計算でお水の量を計るため、日によって温度が違ってきてしまうのです。
考え方としては、以下を参考に。
Q. 60度のお湯と20度の水を、それぞれ100リッター混ぜ合わせると何度になる?
A. 水1gの温度を1℃上げるのに必要な熱量が1calです。
混ぜた後の温度をx度とすると、
60度の水が失った熱量は、(60-x)*100cal
20度の水が得た熱量は、(x-20)*100cal
これらは等しいので、(60-x)*100=(x-20)*100
これを解くとx=40になります。
これは中学の理科で習ったようですが、さっぱりわからなくなってしまいました。。。
簡単にまとめると、エコキュートはこういう考えを持っているんですよ。
エコキュートは季節の学習機能があるらしいので、「タンクの中の温度は今○℃、春の季節の水は○℃てことになってるから、タンクと水の比率はこれくらいで設定温度になるはず!」みたいな。
というわけで、水の温度が日々変わるため、お風呂の温度も違うように感じて当然、ということになるのでした。
憶測ですが。
お風呂が勝手に計算してくれるなんて、本当に便利な世の中になりました。