間取りの変更可能範囲を把握せよ
私の頭が固いだけかもしれませんが、設計さんが最初に出してくれた案を夫が大幅に変更し、驚いたのを覚えています。
そんなに動かせるの?と。
建物の大きさは変えられる
手っ取り早く図面を見てください。画像が小さいので見づらくてすみません。
やっぱりプロは違いますねー。
表現の仕方が綺麗でおっしゃれー♪
聞くところ、こちらは何かソフトを使っているらしいです。
企業の特別製ですので、値段は一般人では手に入らないほどお高いと予想されます・・・。
それはそれとして、ほぼ正方形の一般的な間取りになっております。
以前の記事に書きましたが、我が家は横長(東西)に長い間取りを希望しております。
この間取り図面を見た夫は、ざくーっと一気に線を引き直しました。
赤い線が実際の建物の形になります。
ちょ、こんなに伸ばせるの?
土地のけっこうギリギリまであるけど大丈夫なの?
と聞きましたが、とりあえず一マスが人の通れる幅で、それさえあれば良いということ。
正確には柱の中心から50センチ離れていれば、民法上合格範囲です。
しかしながら軒などの有無もありますし、隣の家への配慮もありますので、一概には言えません。
一般的には境界線から1メートルほど離すはずです。
右上に青い四角のマスがありますが、あれが一マスと考えていただければ大丈夫です。
この一マスはわかりやすく大きめのものなので、1/2単位、メーカーによっては1/4単位で動かせるということ。
施主の希望に沿った間取りが実現しやすいということですね。
東西南北にどこまで広げられるのか、最初に設計さんに聞くと良いかもしれません。
それだけでまったく間取りが違ってきます。
単に広げすぎて、使いにくい家になってしまっては元も子もありませんので、設計さんと良く相談して間取りを作ってくださいね。
我が家の内装などはまた後日紹介させていただきます。
一マス91センチなんだっけ?半畳だよね
ウチはそうだけど、メーカーによって違うよ
マジ?紙とか方眼用紙みたいに基準は同じだと思った
91センチは昔からの手法を取ってる方針なだけ。主流ではあるけど
えー。なんか不便だね。そろえた方がわかりやすいのに
各社違うのはメーカーの特徴だから良いと思うよ。個性が出るからね
そうかぁ。そうかもしれないけど、衝撃的。他に使うとこないけど
豆知識だよね
間取りは似るものだ
結局、間取りは似たような形になります。
数十年前は応接間や仏間が存在しましたが、一般家庭ではめずらしいものとなりました。
最近の間取りの傾向は、南側にLDKというスタイルです。
そうなると、自然にキッチンやお風呂の水回りの部屋は北側に集まります。
となると、あとは階段をどこに配置するかなどで少し特徴が出てきますが、それほど大差はありません。
そもそも家を建てる土地というのが、あまり特徴がありませんからね。
変な形の土地なんて、売れませんので。
そしてその似たような間取りの家というのは、ある意味基本の間取りですので、あまりにも特徴を加えると住みにくい家となってしまいます。
やはり普通がいちばん、ということになるのでしょう。
家に特徴を出したいのであれば、いちばんてっとり早いのは、クロスにこだわりを出すこと、になります