棟梁@ダイワハウス
先日、新しく家を建てますのでどうぞよろしくお願いいたします。
と、施主さんと業者の方があいさつに来られました。
それ自体はあまり珍しいことではなかったので、こちらこそよろしくお願いいたしますとあいさつ。
そして業者の方からご挨拶の品物と名刺をいただきました。
今回建てるお家はハウスメーカーではなく、地元の工務店さんのようです。
お別れして、いただいた名刺をじっくり眺め、つい感嘆してしまいました。
名刺の肩書き部分に、「棟梁」の文字。
最近の「棟梁」イメージは私の場合、TOKIOの山口さんなんですけども。
それはともかく、棟梁の響きがカッコよすぎて興奮してしまいました。
そこでふと、ダイワハウスには棟梁っているのか?という疑問がわきました。
ハウスメーカーはそもそも分業ですし、棟梁ってなんとなく大工さんのイメージです。
我が家を建てていただいた大工さん、超一流の大工さんだったのですが、ひとりでした。
独立した方という意味ではなく、大工さん会社(仮)に勤めているうちのひとりという意味です。
大工さん会社の社長は別にいますので、その方は腕は超一流でも棟梁ではないとのこと。
しかし他に大工さん以上の長い工事期間がある方はいらっしゃいません。
じゃあ現場監督さんが棟梁ってことになるの?
いや、違う
きっぱりした返答。
ウィキったり辞書で調べてみると、棟梁とは筆頭だったり指導者の立場だったりする人なので、現場をまとめる現場監督さんは棟梁ではない、ということでした。
つまりハウスメーカーは棟梁が不在なんです!
ビックリするような、どうでもいいような…。
じゃあこの名刺の人は本物の棟梁なんだ!?
違うと思うよ。ただの社長さんだよね。カッコ付けたかったんじゃないかな?まぁ、この人がたくさんの大工さんを指導する人なら棟梁かもしれないけど
なかなか区別が難しいらしいです。
いただいた名刺をじっくり読んでいくと、たしかにその方は社長さんでした。
社長ではなく棟梁と明記するのは、こだわりなのかな~という感じです。
ハウスメーカーだけで言うなら、棟梁はほぼ存在しないようですね。
というのは、ハウスメーカーで建てる場合は大工さんはひとりもしくはふたり。
その場合「棟梁」ではなく「親方」という区分になるんだとか。
「棟梁」が存在するの場合の工事とは、最近では「宮大工」さんくらいかな~とのことでした。
すごくどうでもいい話にお付き合いいただきありがとうございました。