契約と図面の確定
どの時点で会社を決めるかは人それぞれ。
はじめからハウスメーカーが決まっている方、営業との相性で決めた方、間取りで決めた方。
水面下での攻防があったことでしょう。
どのように決めたとしても、契約締結が一区切りになります。
いったん契約書にサインすると、キャンセルの場合はなんらかの形でキャンセル料が発生します。
契約成立は、家の形(外観と平米数)が決まっていないとできません。
つまり、土地が決まっていることが前提となります。
気が変わって家の形を変える場合は、契約のまき直しとなります(印紙代等の手数料が発生)。
契約後、着工までかかる時間は、これまた人それぞれです。
契約の後に図面承認があります。
間取りが確定しても、内装や設備が決まっていないので、まだ家自体の工事は始まりません。
家の設備の細部まで決めなければならないからです(ただし地盤の調査などは始まります)。
細部というのは、それこそ照明スイッチの形や高さ、コンセントの数など、様々。
家族の意見が一致すればすんなり決まることもありますが、家庭内のけんか発生率は高くなります。
けんかかぁ、うちはしなかったけど、どんな理由?
良くあるのは、ご夫婦だよね。旦那さんはフィーバーしてどんどん良い設備を付けようとするよ。金銭感覚壊れてるから、奥さんが阻止しようとすることが多いかな
床暖房とか?
そうだね。あとはカーポートかな。しかもかっこいいの付けたがる傾向
一生ものだからねー。どうせならって思うのかな
奥さん側は納得しないことが多いよね
はいはい。自分のじゃないからねー
奥さん側の希望が多いのはデ○ズニー。壁紙とかタイルとか、わりと前面に出したがるよ
身に覚えが・・・!アパート時代にトイレの壁紙をプリンセスにしちゃったYO★
そんな感じ。カタログにもけっこうあるから、奥さんが一目ぼれして旦那さんは渋るパターン
けど、どうせなら夢の国に住みたいしさ。いいじゃん
いいけど。家族のことだから家庭内で解決してね
(ということは、人前でけんかもしてる家庭があるのか?)
釣った魚に餌をやらない営業
契約後は、営業の良し悪しが顕著に出ます。
営業は家の契約を取るのが仕事です。
ですので、契約さえすれば、その後は専門家(コーディネーターなど)がいるので、専門家に任せることができるのです。
契約後、連絡をこまめに取って、気にかけてくれる営業が良い営業と言えるでしょう。
ここから先は他の担当がおりますので、など丸投げしてしまうと、施主側としてはなんとなくモヤモヤしてしまいますよね。
夫から見て好きじゃない営業さんはどんな人?
レスポンスの遅い人。あと建築の知識が薄い人
そういうのって素人から見てもわかる?
分かるよ。建築用語を「それ何?」って言ったり
まぁ、補足する立場だよね、普通は
あとは社内での信用度が薄い人
お客さん側からはわかないから難しいなぁ。なんか引っかけ問題ない?
例えば素人感丸出しで「芝生のある庭に憧れてるんですよ~」とかヘラヘラ言ってみて
はい
「いいっすね!」て断言しちゃうとダメ。ちゃんとお客さんが素人だなと理解したうえで「芝生は綺麗だけど手入れが大変ですから」ってちゃんとデメリットも言ってくれたらいいよね
了解しました
上記の記事は芝生の管理の難しさを書いた記事になります。
実際に体験すると、ちゃんと止めてよ!ってなりますよね。