建築条件付き・なしの土地とは
ハウスメーカーで家を建てる場合、紹介される土地というのは、もちろんそのハウスメーカーの建築条件付きの土地か、もしくは建築条件なしの土地。
では建築条件付きの土地とはどういう意味か?
それは「ここのメーカーの家でしか建てられませんよ」ということです。
建築条件なしの土地というのは、「どこの建築業者でも建ててオッケーです」というもの。
一見して普通の土地なのに、どうして条件が異なってくるのでしょう。
それは土地が誰のものか、ということで違ってきます。
建築条件付きの土地は、ハウスメーカー(以下HM)所有のもの。
ハウスメーカーが不動産屋から購入して、名義もHM。
固定資産税などももちろん支払います。
ハウスメーカーは土地の費用を銀行や本社などから借りています。
その分金利がかかるし、税金もかかってしまいます。
だからHMはなるべく早くお客さんに売ってしまいたい。
だいたい半年を境に、土地の値段は徐々に安くなります。
ただしその安くなる時期は社内機密ですので、公開はされません。
HMもこれは!という土地を購入しますので、わりとすぐ売れるそうです(夫談)。
もしとても気に入った土地であっても、それが建築条件付きであれば、他のHMや工務店には売ってもらえません。
建築条件なしの土地というのは、もうこの土地売りたいなーと思った一般の人や分譲地。
土地だけ売りますので、あとは自由にしてください、というもの。
我が家は建築条件なしの分譲地に住んでいます。
色も形もみなさんバラバラで統一感ゼロ(笑)
そんな個性に富んだ近所を見て、夫は嬉しそうにしています。
指定されたハウスメーカーしか家が建てられない土地がある
今の土地でも転勤前の土地でも、それぞれ決まったHMしか建てられない土地があります。
土地というか、広い分譲地ですね。
そこはいわゆる高級住宅街。
土地の値段は我が家の倍ほど。
そんな近寄るのも怖じ気付くような場所は、建築可能のHMが10社ほどに限定されています。
この中のメーカーならどこを選んでもいいですよ、というもの。
HMは有名かつ高額なラインナップ。
それでも土地はガンガン決まっていくというので、あるとこにはあるんだなぁΣ(゜Д゜)という印象。
ちなみに、どんなに高級で高額な設計事務所でも弾かれるそうです。
誰が決めたのか疑問に思うかもしれませんが、それは分譲地を所有している会社が決めるのです。
なんでそんなことするの?
景観を整えるためだよ
高級志向だね
他にもHMも指定、外溝業者も指定される土地もあるんだよ
新しくできた分譲地だからできることかもね。統一感を出したいわけだから