天窓を付ける
まだ学生だったころ、私は将来は天窓の付いた家が欲しいな、と思っていました。
布団に寝転んで星を眺めながら眠りにつきたい、そんな夢があったのでした。
実際に家を建てるときには、そのことをすっかり忘れていたのですが。
先日お邪魔したお家に天窓のお部屋があって、そんなことを思い出しました。
天窓付ける人っている?
いるよー。でも30軒に1軒くらい
うーん、多くもなくでもいないわけでもなく、なイメージ
実際見てみると、やはり素敵なんですよね、天窓は。
天気が良かったので、なおさら綺麗に見えました。
天窓付ける人はどこに付けるの? やっぱり子供部屋? それとも夫婦の寝室とか?
どちらかというと、採光の役割として作る人が多いよ。平屋の家にも多いかな
具体的には、まわりが高い建物に囲まれている平屋の家ということでした。
東西南北から自然光が乏しいなら、上から取り入れようという考えですね。
同じく採光の役割として、過去にあった例では階段の上の部分が天窓という家。
階段は家の中央に配置したため、窓が作れない。
それなら天井に窓を付ければいいじゃない、という柔軟な発想ですよね。
ちなみに、写真を撮らせていただいたお家はナチュラルに子供部屋にありました。
天窓のメリットデメリット
天窓というオプションがあるからには、もちろん追加できる設備です。
しかし設置する前にはメリットデメリットも知っておきたいな、という方のために。
メリットはもちろん、光が入る、おしゃれ、というものですよね。
雨が降っても、なんとなく素敵だな~というイメージ。
ではデメリットはというと、まず値段が高い。
本来なら屋根である部分をくり抜いて特殊な窓、防水加工を施すので、当然値段もあがります。
そのお値段、窓の大きさが半畳程度で30万円前後(メーカーによって違います)。
次に、雨漏りの可能性がある。
いくら防水工事をしているとはいえ、イレギュラーな設備であるため、どうしても普通の屋根よりは水漏れの確率は上がるということでした。
そして掃除ができない。
天窓というのは屋根の代わりに窓が付いているようなものですので、その窓を掃除したいのであれば屋根にのぼるしかありません。
なかなか難しいですよね。
ただ、天窓の部分は屋根より出っ張って作ってあるので、水やゴミがたまるということはないそうです。
デメリットも多いけれど、やっぱり天窓は憧れます。