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天井埋め込みエアコンのメリットデメリット

2016年にリビングダイニングをリフォームした義理の実家。

そこにあったのは普通の箱型のエアコンではなく、天井に埋め込まれたエアコンでした。

天井カセットエアコンとも言うみたいですね。

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f:id:iemake:20170106004340g:plain 最近、全館空調とは聞くけど、埋込エアコンって聞かないね

f:id:iemake:20170106004315g:plain そうだね。あんまりする人いないし

f:id:iemake:20170106004340g:plain ちょっと前に流行ってたんだっけ?

f:id:iemake:20170106004315g:plain 20年くらい前かな

f:id:iemake:20170106004340g:plain にじゅ!?じゃあ設置したことない?

f:id:iemake:20170106004315g:plain あるよー

 

20年前の流行りのエアコンを、なぜ義実家は付けたのか?という疑問が浮かびます。

理由を聞いたら、知り合いのリフォーム会社に勧められたから、と言っていました。

 

メリットは、見た目がスッキリすることです。

普通の箱型エアコンですと、立体的で存在感もあります。

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こちらが我が家のリビングのエアコンです。

狭いスペースに詰めたのでカーテンが少し邪魔しているし、配管(ダクト)も見えてしまっています。

これを見ると、埋込はスマートだなーと思いますよね。

 

デメリットは、メンテナンスが困難なこと。

機械が天井に埋め込まれている、ということは、配管も天井の中にあります。

その配管サイズは決まっているので、交換の時期にそのサイズがなくなっている可能性があります。

そうなった場合、配管を設置し直すとなると費用がかさみますので、結局は箱型のエアコンを設置することになるのではないでしょうか。

配管と言いましたが、エアコン本体のサイズも同様のことが言えます。

 

 

天井を見ていて気になったことがもうひとつ。

エアコンの横に、点検口がありました。

 

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f:id:iemake:20170106004340g:plain 点検口ってなにするの?

f:id:iemake:20170106004315g:plain そりゃ、点検するためだよ。壊れた時に中を見るために

f:id:iemake:20170106004340g:plain 下からだけじゃメンテナンスできないんだね

 

f:id:iemake:20170106004340g:plain あともう一個気になったことがあるんだけど、埋込エアコンの場合は天井の高さがさがったり、2階の床が上がったりするの?

f:id:iemake:20170106004315g:plain ん?

f:id:iemake:20170106004340g:plain えーと、うちが埋込にした場合、2階の高さがもうちょっと上がったりする?

f:id:iemake:20170106004315g:plain いや、埋込は天井の中の梁に鉄骨を使って固定させるだけだから、高さ的には変化ないよ

f:id:iemake:20170106004340g:plain へー

 

埋込エアコンを推奨する家とは

 

 

上のようにメリットデメリットをあげてみましたが、埋込エアコンを付けたほうが良い家とはどのようになるのでしょうか。

 

ひとつは、箱型が嫌いな施主さん。

理由はもちろん、そのほうがオシャレに見えるからですよね。

スッキリするという、メリットのひとつ。

 

もうひとつは、とても広い部屋。

我が家はリビングダイニングで23畳くらいありますが、箱型のエアコンで空調は整えられています。

しかしさらに広い部屋となると、箱型のような一方的な風送りでは、隅まで空調が届くまでは時間がかかります。

そのため、エアコン2台で対応しようとする方もいらっしゃるようです。

 

ですが埋込エアコンの場合は、上の画像のようにまったくの反対方向に2方向、あるいは四方に風送りが可能です。

エアコンを部屋の真ん中付近に設置すれば、1台で速やかに部屋の空調を整えることが可能です。

 

20年ほど前の流行りのエアコンが今でも残っている理由は、そのメリットがあるからでしょう。

なぜ昔の流行りで終わってしまったかというと、箱形のエアコンの性能が格段に上がったからです。

埋込が流行った時代は、20畳の部屋では箱形は力不足でした。

 

エアコンは部屋の形を考慮して、適切なタイプを選べば電気代も削減できますよ。

 

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