床をカーペット仕上げに(フローリング床からの脱却)
子供が春から保育園に通いはじめます。
日中は暇になるため、そろそろ働くことも考えています。
社会復帰は楽しみですが、ブランクがかなりあるのでやっていけるのかが心配でもあります。
前回の記事で、お金持ちの家へお邪魔したと記事にしたのですが、他にもおもしろそうな設備があったのでご紹介。
それは、床の「カーペット仕上げ」です。
床をフローリングではなく、カーペット状で施工されている部屋がありました。
このお部屋はお客様用とのこと。
壁の際、窓の際までカーペットが敷いてあります。
このピッタリ具合、DIYではないプロの造作の美しさが際立ちますよね。
このお宅は「タイルカーペット」という仕様ということ。
タイルカーペットってなんぞ?という方のために説明すると、我が家の小上り床の畳のように、一定の大きさのカーペットを敷き詰めてあるタイプです。
この畳は、畳の目の向きを変えてあるので違う色に見えますが、同色です。
最初のカーペットの写真は同色のカーペットを敷き詰めてあるので、つなぎ目がほぼ見えなくなっています。
会社の床がカーペットという場合、こういったタイルカーペットの仕様が多いですね。
メリットは、汚れても部分的に交換が可能なこと。
全面交換よりは、費用が安くなります。
継ぎ目が嫌いな方のために、一枚のカーペットで床を覆うこともできるそうですが、値段も高くなるため一枚を選ぶ施主さんはほぼいないとのことでした。
カーペットの下はどうなってるの?フローリングがあるとか?
べニア板みたいなもの。仕上げ材じゃないから、剥がしては使えないよ
カーペットが嫌になったらフローリングに変更できる?
できるけど、段差ができちゃうよ
曰く、フローリングとカーペットでは、カーペットの方が素材が薄いのだそうです。
そのため、カーペットの代わりにフローリングに変えると、その分床が上がってしまうとのこと。
ダイワは基本、部屋と部屋(廊下)との段差はありませんが、床材を変更することで段差が生じてしまいます。
カーペット5ミリ、フローリングは12ミリが通常のため、段差が7ミリできてしまうんですね。
ほんのわずかの厚みではありますが、油断すると躓いたり引っかかったりするので、気を付けなくてはなりません。
すべての床はフラットになるように計算して作ってあるそうで、大工さんの仕事は細かいですねぇ、と感心してしまいまいた。
素材の柔らかさは フローリング < 畳 < カーペット だそうです。
値段は フローリング(標準) < カーペット < 半畳の畳 (だったはず)。
知り合いの現場監督さん、書斎は畳にほぼ決定だったそうですが、柔らかいカーペットにしようかなと迷っているようです。