オタク現場監督考案の書斎【完全保存版】
先日、我が家を建ててくれた現場監督さんご一家が遊びに来てくれました。
こちらの夫婦には最近赤ちゃんが生まれたばかりです。
今まではこんな縁もゆかりもない土地には家なんて建てない!という考えだったのですが、赤ちゃんが生まれた瞬間に家を建てるモードになっていたのが感慨深かったです。
この土地は学校が遠くてダメなど、完全に子供中心目線になっていました。
それはともかく、ダイワハウスの現場監督さん、ストレートに表現してオタクです。
具体的にはガンダムオタク。
趣味の傾向からして私もなかなか気が合うのですが、そんな現場監督さんは建てる家には絶対に書斎を作る!と意気込んでいらっしゃいました。
現場監督さんは実物の家を何百棟も見ているわけですから、当然生活空間について実体験で把握しています。
そんなオタク現場監督さんが求める書斎、男のロマン・秘密基地とは!?
曰く、
・部屋は2.5畳必要
・2畳では狭い、この0.5が重要
・部屋は小上り床になっていること
・床はできれば畳
・造作机を設置し、足を下せるようにする
・テレビとパソコンのダブルモニター設置
・自分の背後にはフィギュアを飾る棚を作る
・棚は透明にしておき、フィギュアをいつでも鑑賞できるようにする
・鍵は絶対に必要
これさえ作ることができれば、後は奥さんの好きな通りに家を作っていいよとのことでした。
私は「おいおい」と聞いてましたが、案の定奥さんはイライラ。
分かってて言っているのか?と思うほどに的確に奥さんの逆鱗に触れるタイプの男性で、他人からすると憎めないキャラの現場監督さんです。
さて、そんな夢の詰まった書斎ですが、素人の私にはマンガ喫茶みたいだなぁ、というイメージまではできたのですが、細かいところまでは分かりませんでした。
そこで旦那に相談したところ、「俺、たぶんわかるよ~」と図面にしてくれました。
写真の上が廊下で、一畳はピンクで書きましたが4×2マスです。
部屋に入って左側が造作机で、右側が造作収納ということになりますね。
書斎はよく2畳あれば良いとか言われますが、この現場監督さんがこだわるのは背後に収納が必要なため、プラス分の0.5畳だということでした。
なぜ畳になるかというのは、寝転べるからだそうで。
うちの旦那は親切に畳に上がりやすくするため、図面に小階段を付けていました。
そうなるとドアは廊下側へ開くタイプか、引き戸になります。
そんな快適空間じゃ出てこねーつもりだろ!という感じですね。
こちら、横から見た部屋。
床から40センチ上げた小上り床、カウンター(造作机)は床から70センチ。
この高さは標準サイズだそうです。
使う方の身長によっては多少前後させるとさらに使いやすくなるでしょう。
図面にはありませんが、正面の机の上に床から130センチくらいの飾り棚を付けると、収納が増えて良いと思います。
背後の棚は稼働棚で、棚の高さを変えられるためフィギュアの大きさにも柔軟に対応できます。
透明のアクリル板を利用した引き戸ですので、コレクションの出し入れがし易く、鑑賞もできます。
パソコン、テレビ、充電機器、照明に使うコンセントは多めに確保するとなお良いでしょう。
私はマンガを読むタイプのオタクなので、収納はまったく足りないと思うのですが、厳選しまくって何とかなる、かな?
今回の記事は私も想像するだけで楽しかったですが、旦那がこんな自分だけのウキウキ空間を作ったら逆に私が籠って嫌がらせをしてやりたいと思ってしまいますよね。
一年以内を目標に家を建てるそうなので、完成したら書斎を拝見してみたいものです。